優雅そうな人
仕事の合間に少し時間があったので新宿の伊勢丹の地下食品売り場をブラブラしていた。
最近、手土産としてとらやの羊羹を買ったのをキッカケに、和洋菓子が並んでいる売り場を見るのが楽しくなってきた。
伊勢丹の地下には高級なものが並んでいるが、
一角にワインが並んでいるスペースがあった。
どれも高級そうなワインが並んでいる。
その売り場の隅には、イートインコーナーがあった。と言ってもちゃんとカウンター席があって、ワインに合うちょっとした料理も出るような雰囲気のある場所。
そこには、男女ひとりずつのお客がいた。
男性は、いかにも仕立てのいいスーツを着ていかにもワインを楽しんでいるといった感じの紳士。
女性は、富裕層でございといった感じのいいとこのマダム風。
時間は平日のまだ午後6時過ぎ。
こんな人たちがいるんだなあ、とつくづく感心した。
マダムの方は、食べ終わって伊勢丹のカードで手際よく払っていた。
おそらく、しょっちゅうこんな生活を送っているのだろう。
ついつい商品を物色する振りをしながらチラチラ見てしまう。
でも、どちらもあくまでも優雅そうに見えた。
本当に優雅な人は、デパートの地下じゃ食べないのではないかと。
でも、それも庶民の発想なのか。
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