将来、役に立つこととは?
受験が終わり、わが娘は鬱憤を晴らすかのように毎日遊びまくっている。
大いに結構だと思う。それがそもそも小学生の自然の姿だと。
以前にも触れたが、試験問題というのは恐ろしく難しく、小学生が解くレベルとはとても思えない。
特に算数は、ちらっと問題集を覗いたが、問題分の意味さえわからない。極力娘に質問されないように過ごしていた。
かねがね思っていることだが、体積の求め方が大人になって役に立ったことがあるだろうか?人間関係で悩んでいるとき、2次方程式が何かヒントになっただろうか?
元来文系脳だった自分は、特に算数は問題を読んだだけで脳がシャットダウンしていた。
「まさお君は、午前8時に家を出て時速2キロで歩いて行き、お兄ちゃんのしげる君は、15分後に時速5キロで~」みたいな問題があると、必ず「兄弟なんだから仲良く一緒に行けよ」と、いつも思っていた。
国語の問題でもそうだ。
「文中の線が引かれてる部分で、作者が言いたかったことは何か?」という問題も、いつも疑問に思っていた。
そんなもん作者本人じゃなきゃわかるわけないじゃないか!なのに正解がある。
文を読んで感じる事なんて人それぞれ、全部正解でいいじゃないかと強く思っっていた。
一度そのことを先生に質問してみたことがあるが、うまくごまかされた記憶がある。
国語で満点を取る奴はどこか信用できなかった。
まあ、でも教科書に載ってる事も学んでいかなきゃいけないのだ。これから中学生になる子たちには。
昔習ったことで今も覚えてる事がほんとに学んでよかったことなんだと思う。
できれば何かの役に立ってほしい。
そしてできれば、感じ方は人それぞれ違うということを学んでほしい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
頭がやわらかいうちに、いかに頭を使うか、脳みそに汗をかかせるか、思考回路の通りみちを太くすることが、
将来、仕事の問題に直面したときにも使われるんです。
子供時代の勉強は脳トレなんですよ。
投稿: taro | 2012年2月14日 11時45分
あたしも、学生の時は、
いつもそう思ってました
でも、まぁ
今から考えれば、
もうちょっと
勉強しとけばいいと
思います(笑)
出来る時に、しとけば
いいですよね
(´ω`)
投稿: もへあ☆ | 2012年2月14日 15時19分