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2011年3月28日

その時

その時、東京タワーそばの制作会社のあるビルの五階でで打ち合わせ中だった。
今まで体験したことのない激しい揺れ。
近々に起こったニュージーランドの状況が甦った。くわえて近所のビルは、数年前の耐震問題で偽装が発覚し取り壊されていた。そのことが重なり、テーブルに掴まりながらこのビルも潰れると思った。
長い長い揺れの後、ようやく収まった。幸い建物は耐えてくれた。窓の外の風景もいつもと同じで少し落ちついた。
しかし、今回の事で、自分の危機察知能力というか危機管理能力のなさを痛感した。
真っ先に頭に浮かんだのは、この後の予定をどうしようかと言うことだった。法務局に書類を取りに行く予定だったのでとりあえず行ってみるか、とそんなことを考えていた。
家族の無事やすぐさま家に帰ってみようと言う考えは浮かんでこなかったのだ。
何の根拠もなくきっと無事だと思い込んでいた。
気が動転したのだろうか、改めて考えても驚くばかり。
しばらくして階段を降りて外に出た。
するとそこら中の建物から人があふれ出てきている。異常な光景だった。そこへ2度目の強い揺れ。
見上げるとその辺のビルが音を立てて揺れている。
それを見てようやく事の重大さに気づき始めた。
たまたまその日車を車検に出していたこともあって、一緒に打ち合わせをしていた人が同じ方向だったので、とりあえず車で家まで送ってもらうことにした。
いつも通る道には人が溢れている。公園にも人だらけ。道も渋滞してきている。携帯もさっぱり繋がらない。不安な気持ちがどんどん膨らんできた。
何とか自宅に到着。家族は幸い無事だった。心からホッとする。
あとで知ったのだが、返りながらツイッターで現状を何度かつぶやいていた。
偶然にも同じマンションの方がフォローしてくれていて、自分のつぶやきを見てわざわざ家族に知らせてくれたらしい。ほんとにありがたいことだ。ソーシャルネットワークが確実に役立った。

あれから2週間以上経ったが、未だ不安な状況は続いている。
あの日を境に考え方が少し変わったように思う。たぶん自分だけではないだろう。
何が変わっていくかはまだわからないが。

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2011年3月 6日

美人すぎる大祝女会!

一週間以上過ぎてしまったが、NHK「祝女」シーズン2の打ち上げが行われた。
出演者、スタッフほぼ全員が揃い予想外の大人数、経費削減の最近ではこんなに大々的に打ち上げをやる番組もなかなかない。バブルの頃は詳しくは書かないが、そりゃあもう凄かった。
この番組は女性主役の番組なので当然ながら女性出演者が多い。そうなると当然、普段なかなか会う事の出来ない女優さんたちを間近に接することになる。
収録のスタジオに行くたび綺麗な人たちがたくさんいるので未だに緊張してしまう。
しかし、この番組に関して言うとスタッフも美女揃いと言うことである。
普段の会議は、女性作家陣の中に自分1人だけが男なのだが、可愛い作家さんたちに囲まれて他の番組では味わえない楽しさがあるのだ。こんな番組は20年やってきた中で初めてだ。顔を見せられないのが残念だが、皆さんほんとに可愛らしい。
さらに、打ち上げの時明らかになったのだが、番組のホームページを担当する方が美人すぎる。
失礼ながら女優さんたちと並んでも遜色がない!
男たちみんながその時思った疑問、「なぜホームページなんか…」
ホームページ作りをバカにするつもりは決してないけれど、他にもっと何かあるんじゃないの?と、思ってしまうほど“すぎる”人だ。
男たちは盛り上がったが、そこは女性主体の番組、壇上に上げて司会者が美人すぎると紹介したとき、ざわっとした空気になったのも否めない。
ま、総じて言うと楽しかった、ということ、そして、こんな環境に慣れてくると感覚が麻痺してしまうとういこと。モデル相手のカメラマンとか美容師とかって、日々こんな感じなんだろうな。

そういえば、コントの中のキャラからリアルにCDデビューしてしまった「無限男子」が大阪のキャンペーンが終わってわざわざ駆けつけてくれ、生で歌ってくれた。会場は大盛り上がり。
ご苦労様です。1枚でも多く売れて欲しいです!

 

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