違う形の夢

ツイッター上で、ある芸人のコンビ解散について知る。
解散を告げられた方が、ブログにその経緯と解散までの様子を詳細に書いてる。
当事者でありながら客観的かつ冷静に書かれていて、
内容は実に切ないのだがとてもいい文章だ。
相方に解散を告げられてから、解散に向かう日々がとてもリアルに描かれている。
その辺のドラマよりも素晴らしい物語だ。
今年読んだブログの中で１番心に沁みた。
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http://taka-kodakara.laff.jp/blog/2010/11/post-8c9f.html

自分もこれまで、やむなくコンビ解消する芸人を何度も目の当たりにしてきた。
その度に胸が痛くなる。
解散も仕方なしと思うのもいれば、もったいなさすぎるというのもいて、ドラマはそれぞれだ。
最近、作・演出の芝居を２本やったが、どちらも狙ったわけではないのだが、夢をあきらめ違う形の目標に向かって行く若者の話になった。そういう人たちにどこか愛おしさを感じるのかもしれない。
直接的な表現はしないまでも、心から応援したくなるのは確かだ。
自分は、幸運にもやりたいことを仕事に出来て、今日までどうにかやり続けられている。
解散を告げられるたび、自分もそういう境遇になったらどう行動するのか、いつも考えさせられる。
慰めや励ましは大きな大きなお世話なだけだ。
心で応援する、やってあげられることはそれくらいしかない。