夏休み2010 その2
7月下旬、早めに取った夏休みの旅行記その2。
2日目からも修学旅行のようなベタなコースをひたすら回る。
まずは金閣寺へ。高校の修学旅行で京都を訪れた際、1日だけ自由行動があり班ごとに行動したわけだが、設定された時間の都合上、清水寺や銀閣寺のある東山地区か、銀閣寺や太秦、嵐山などの嵯峨野地区のどちらかを選択するしかなく、どうやって決まったか覚えてないが東山方面だけを回ることになった。なので、金閣寺は初めて。
世界中にガッカリする名所はいくつもあるが、京都の寺社仏閣は、入り口からお目当ての建物までの動線もきちんと考えてあるところが素晴らしい。
拝観料を払い門をくぐって砂利道をしばらく歩くと、うっすらと涼しい木陰が続き、期待が高まったところで、その先に満を持して主役が登場するように作られている。観光名所はやはりこうでなくちゃ。
ちなみにローマの「真実の口」は着いた途端にすでに見えていて、しかも係員が超事務的に観光客を誘導していてげんなりした思い出がある。
最近張り替えられたのか、ものすごくキレイな金色だった。素人のデジカメでもまるで絵はがきのような写真が撮れた。
奥さんはなぜか仕切りに「私が昔見に来たときは黒ずんでいた」と何度もぼやいていた。悔しいからか感心したからなのか、京都旅行中ことある事にぼやいていた。意味がわからない。
金閣寺からバス停1つ先の「龍安寺」という世界遺産に登録されているお寺へ。
ここの庭園も確かに素晴らしかったが、自分的には前日に訪れた「光明院」の庭の方がよかった。
しかし、有名な場所に来ると韓国語の聞こえる率高し。
続いてその足で嵐山へ。2時間サスペンスでよく見る風景。1度は来て見たかった。
ここでもお寺を1つのぞき、その奥の「野々宮神社」で娘がまだ先ではあるが合格祈願。
途中、これまたガイドブックにもよく載ってる「竹林の道」を通る。
今回は、伏見神社の朱色とこの青竹色を見たかったのだが、この竹林はどちらと言えば感動薄し。
あとは、藍色の鮮やかな場所を見たいと思っているのだが、一体どこにあるのだろう?
ここでだいたい1日の観光は終わるだろうと思っていたが、予想より遙かに時間が早かったので思い切って京都市内を横断し、金の次は「銀閣寺」へ向かった。
今思えば、30度越えの京都の街を精力的に回り、よく体がもったと感心する。
「銀閣寺」は前述の通り修学旅行で訪れていた、はずなのだが、これが一切記憶がなかった。思い出も何も残っていない。まるで初見。それでも金を先に見たせいでテンションはほぼ上がらず、小学生の娘も同様、完全にコース順ミス。
そういえばこの日の朝、泊まってるホテルの名物の朝食を食べた。写真を見ればすぐにどこの何かはわかると思うが、これが、残念ながら思っていたのと違い、残念な感じだった。家族全員頼んで全員残す。
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