日曜朝刊
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ここんとこ頻繁に観劇をしている。
東京セレソンDXは前回の「夕」を観てかなり気に入ったので、今回の公演もチケットをイープラスで取って観に行く。
今回の「流れ星」もかなりよかった。小難しくひねった演劇もある中、ベタでシンプルな構成がかなり好きだ。小道具の使い方や、それぞれのキャラクターが面白い。中でも、今回の詩集を売る女の子を演じた女優さんはすごかった。ちびまる子ちゃんから飛び出してきたような強烈なキャラをさほど違和感なく演じていた。
出来れば、人が死なない話で悲しくさせて欲しいのだけど、やっぱり話を作るとなると難しいんだなあ。
また、次回も観に行こう。
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先日、三軒茶屋にあるシアタートラムで「楽屋」を観劇。
出演者は、小泉今日子・ 蒼井優・ 村岡希美・ 渡辺えり子と、超豪華!そして演出は、サラリーマンNEOでおなじみ、生瀬さん。
演出、出演者の顔ぶに惹かれ観に行ったが、それぞれの演技力の高さに改めて感動。
観る前から上演時間が一時間半だとわかっていたので、渡辺えり子、小泉今日子の役が全然目立ってなくてどうなるのかと心配していたが、ある瞬間から2人の存在感が一気に出てくる。
作劇としてはシンプルと言えばシンプルなのだが、自分はこういう展開に素直にやられてしまう。そこから俄然ストーリーに引き込まれていった。そういえば、さっきのあのシーンのあれはそういうことか、と振り返りながら観ることに。ほんとに面白かった。
4人の出演者とも、それぞれにすごい存在感なのだが、中でも蒼井優の演技力には目を見張るものがあった。あんな表情が出来る人は、そうはいない。ナマで観れただけでも出向いた価値があった。
コント番組にでてくれないかなあ…。
豪華な出演者の割りには300人しか入らない小劇場。あっという間の一時間半。役不足の逆で、あの出演者なのにもったいないくらいの短さ。
数日前に観たナイロン100℃の「神様とその他の変種」も、役者の演技力に圧倒されたが、この芝居も、また違った感動を受けた。
それにしても、6時半開演で8時には終わるという通常とは違う時間。出演者の誰からのスケジュールの都合なのか。
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車で青山付近を通っていると、ものすごい人の行列。忌野清志郎の葬儀が行われていた。
ここ数日、運転中ずっとRCサクセションを聞いていた。
九州のの片田舎の高校生だった自分は、松山千春や長渕剛といった当時オーソドックスな曲を聴いていたので、最初に「雨上がりの夜空に」を聴いた時は、それまで聴いたことのない歌い方とその声に、ただ違和感を感じただけだった。
ところが、大学の頃1年下の安藤という後輩が、新入生歓迎のコンパで清志郎を真似た衣装とメイクを施し、いきなりテーブルの上に飛び乗り「雨上がりの夜空に」を歌い出した。
普段は大人しい感じの男が、取り憑かれたように歌っているその姿を見て、1人の若者の心を突き動かすその曲のパワーを改めて感じた。
それから数年後、今はなくなったが、新宿の日清パワーステーションというライブハウスに、ロック好きの友達に誘われ、清志郎の弟分のバンドのライブを観に行った。
その時のアンコールで、突如清志郎が現れ「雨上がりの夜空に」を歌った。ナマで聞けるという予期せぬサプライズにかなり興奮したのを覚えている。
歌い終わると、生まれたばかりの息子をステージ上で抱え上げていた。その息子も、もう二十歳になっているという。
2,3年前に夜中にやっていた本人を追ったドキュメント番組で、新しい曲の中に「RCサクセションが聞こえる」という歌詞を入れることにしたと語っていた。そういうのを入れてもいいかなと思ったと言っていたのが、なんだかいいなと思った。
最後まで自分の声を守った。自分の生命と引き換えに。
そんなものを持って生まれた気分は、一体どんなだろう?
自分もそんなものが持てるようになりたい。
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