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2009年3月14日

巣立ちの時

娘が通う学童保育クラブの卒所式が行われた。
思えば、「うちむら ちち」とガムテープの名札を胸に付け臨んだ入所式からあっという間の3年。ピンポン球を息で吹いて転がしていくという大人としては恥ずかしいゲームをやったのが、ついこの間のようだ。
卒所していく3年生が1人ずつ想い出を読み上げ、クラブの先生からもひと言感想があり、母親が子供へメッセージが送る。そんな光景が続く。母親はもちろん、読み上げる途中で声を詰まらせる子どもたちもいる。9才にして別れの辛さを味わってる姿はたまらない。ファインダーを覗く自分の目もウルウルとしてくる。中でも、日頃、活発でいろんな意味で目立ってた子の涙には、特別にグッとくるものがあった。
その顔を見ていて、中学の時の卒業式を思い出した。
卒業式が終わって教室に戻って最後のホームルーム。担任が、生徒全員の卒業文集を読み上げ始めた。半ば儀礼的な感じで進んでいたが、我がクラスで当時何かと問題の多かった女の子の文章を読み始めた時だった。突然、担任が声を詰まらせ号泣し始めたのだ。担任はそのまま廊下へ出て行きうずくまって泣き続けた。この後どうするんだと教室の空気がしばらく止まっていたが、その後、ドラマみたいな出来事が起こる。なんと、クラス委員だった男がその続きを読み始めたのだ。誰に言われたわけでもなく。まさに金八先生のワンシーンのような奇跡の瞬間だった。拍手こそ起こらなかったが、最後の日にクラスがひとつになった瞬間だった。その時のクラスメートとは、今でも付き合いが続いている。

子どもたちの泣いてる顔もよかったが、最も印象敵だったのは、ほとんどの子が涙を見せる中で、終始ニコニコと笑っている子だった。ほんとうに楽しくてうれしそうな、まさに天真爛漫という表現がぴったりの笑顔だった。この子の笑顔は、きっとこの先も回りを幸せな気持ちにしてくれるんだろう。
子供の成長はほんとに早い。自分はこの3年でどうだ?何かが変わったのか?
日々を大事に生きて行こう。そんなことをふと思わせる春の1日。

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コメント


高校生の頃、『コンビニエンス物語』夢中なって見てました。

『コンビニエンス物語』の温かいラストの原点を教えて頂いた気がします。

「元気をだせよ〜、お前らしくふるまって〜」

これからも、内村先生、応援しつづけます。(^O^)/
応援してきて、よかった〜ですo(^-^)o

投稿: 筧です | 2009年3月17日 13時20分

卒所おめでとうございます。
わたしも、卒所します。みんなの成長を応援していきます。

投稿: かんとく | 2009年3月19日 21時29分

終始ニコニコしているお子さんは、
今後、様々な荒波が待っているかもしれません。

もし機会があったら、助けてあげてくださいね。

投稿: ラインズ | 2009年3月25日 21時41分

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