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2009年1月25日

放送作家の集い

雑誌「クイックジャパン」の取材のため、夜渋谷へ。
放送作家が集まり、2008年のテレビについて語るという企画。
毎年行っているこのイベントに今年は自分も呼んでもらった。
メンバーは、高須光聖、海老克哉、小笠原英樹、そーたに、都築浩、中野俊成、樋口卓治という錚々たるメンバー。毎度毎度、こんなメンバーに入れてもらって恐縮。
去年のテレビについて語り始めるが、やはりテレビのあり方について話が移っていく。
みんなちゃんと考えていていちいち唸らさせられる。ここ最近、作家仲間がやっている番組を見なさすぎ、そしてテレビに対して何にも考えてないことを痛感し、反省。
少なからずテレビの仕事をしてる者としては、テレビをもっと見ないと。と、思う。
当たり前か…。
こういうメンバーで集まると、話は2時間では終わらず、その後8人だけで2次会へ。
話は尽きなかったが、午前1時過ぎ解散。
今年も、このメンバーに認めてもらえるような仕事をしようと思う。
といっても、明日〆切のコント台本をとりあえず書くのみ。

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2009年1月21日

T3

フジテレビ湾岸スタジオで「The Three Theater」の収録。
今年1発目だったので、終わって新年会。
若いメンバーが内村光良を代わる代わる取り囲む宴。
子どもの頃テレビで見ていた人と今一緒に仕事をしている。
目を輝かせながら必死に話しかける若手メンバーの顔はとてもいい。
そして、内村光良の満更でもない顔。いい光景だ。

それにしても恵比寿付近の駐車場代は高すぎる!

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2009年1月20日

ひとつ上

来月に行われるマセキのライブ「スペシャルパンキッシュガーデン」。4日間の初日は、古典芸能の色を出した内容になる予定。
そこで、すでに告知しているように、ナンチャンに落語をやってもらうことになった。
久しぶりにナンチャンと打ち合わせをする。先日観に行った立川志の輔さんの寄席の話題でしばし盛り上がる。歌舞伎も観に行ってみようと思う。
ライブでは、新しい形の落語を一緒に作っていくことになりそうだ。落語なんて果たして書けるのか?ま、とりあえずやってみるか。

今日オバマ大統領が就任した。若いとは思っていたが、調べてみると自分のたったひとつ上だった。
1才上の人がアメリカの大統領って……。

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2009年1月19日

冬の必需品

春から新たに始まる番組のために、年明けからいきなり急ピッチで準備に取りかかっている。
言うまでもなく、そのほとんどがコント番組。コントの時代がまた来るなんてことが一部では密かに言われているが、どうなんだろう?まあ、数年前にネタ番組がこんなに増えるとは誰も予想していなかったので、何が起こるかわからないのもまた事実。

Sh010027 冬になると、なぜか足先だけが冷たくてしょうがない。冷え症ではないのだが、足首から下だけがいつも冷たい。おそらく運動部不足を起因とした血行の悪さだと容易にわかるが、何とかならないものかと悩んでいた。今年も対策を考えていたところ、先日、自由が丘の雑貨屋さんで思い描いていたスリッパに出会う。しかもセール価格だったので、家族の分も買う。これが暖かい。この冬は、何とかこれで乗り越えられそうだ。

Sh010031 昨日のブログでレオナ・ルイスの「Bleeding Love」が気に入っていると書いたら、なんと作家の中野くんから、iTunesのギフト機能を利用してPVがプレゼントとして送られてきた。いいシステムだね。可愛い女の子からだったら、確実に射貫かれてるところだ。

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2009年1月18日

気になってた曲

Sh010029 ほんとに久しぶりにCDを買った。しかも洋楽。
去年末からずっと気になってた曲があったのだが、TVのCMで初めて曲名がわかり思わず買ってみた。
しかも、そのアーティストのアルバムではなく、その曲が入っている最近のR&B女性歌手のヒット曲ばかりを集めたもの、いわゆるコンピレーションアルバムといわれるミーハーなもの。
その1曲目に入っているのが、レオナ・ルイスの「Bleeding Love」。結構前にリリースされたもので、かなり有名な曲だったらしい。
去年、NYに行ったエミー賞の授賞式で、受賞者が発表され壇上に上がるまでの間にこの曲が使われていて、その後、タイムズスクエアにあるトイザらスで、恰幅のいい黒人の女性店員が棚に商品を入れながらこの曲を鼻唄で歌っていたのがメチャクチャ格好良くて、以来ずっと耳についてた曲だ。
この曲の他にも、有名なDIVAたちの曲が入っていてしばらくはヘビーローテーションになりそうだ。来月のライブにも使っちゃうかも。

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2009年1月15日

「志の輔らくご」

パルコ劇場にて「志の輔らくご」を観る。
昨年末のウンナントークライブの打ち上げで自分がまだきちんと落語を観たことがないというと、年明けの志の輔さんの落語を一緒に観に行こうということになり、作家の中野くんがわざわざ連絡をくれてチケットを取ってくれた。
昔からあまり落語に接することがなくここまで来てしまっていた。最近になって、落語と歌舞伎は1度観てみたいと思っていたので、新年早々願いが叶う。
初めて観賞した志の輔さんの落語は、すごいのひと言。座布団の上に座ったままという枷の中、大きく動けると言えば、唯一腰を浮かすだけ。なのに、それだけですべてを表現してしまう技は圧巻。
他には何もない、言葉だけで満員の客席から笑いを誘う。“芸術”という言葉を思い浮かべる。
終わってメシを食いながら話すと、どうやら日本で1、2を争うものを観たらしい。初めてみたものがいきなりトップクラスで、よかったのかどうか。
これからも折を見て、落語を生で観てみようと思う。

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2009年1月11日

■■第2回コント講座開講!■■

昨年秋に続いて、ニフティのビジネススペースを利用したコント講座の第2回目をやることになりました。
私、内村宏幸が、受講してくれた皆さんに直接アドバイスいたします。
第1回目の改善点を受けて、前回より詳しいアドバイスを心がけていこうと思っています。
ただいま受講生募集中です。
放送作家になりたい方、コントを書いてみたい方、少しでも興味のある方は、ぜひご応募下さい。
詳しくは、左側のバナーをクリックして下さい!

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2009年1月 8日

山田太一ドラマ

一時期は、その辺のOLよりもテレビドラマを見ていると自負していたが、最近はめっきり見ることもなくなった、というより見たいものがなかった。
今や海外ドラマにすっかり押されていて、自分も今更ながら「LOST」にはまっている。
そこに、今日から「山田太一脚本」ドラマが始まった。
フジテレビ木曜10時枠、同じ枠で前期は倉本聰脚本のドラマ。(あまり知られてないが、このドラマを演出していたのは、山田太一の娘さんである)
フジテレビ開局50周年でかなり気合いが入っている。
にしても、70を過ぎてもなお連ドラの発注が来るとは、ほんとすごい2人だ。
70才になったとき、果たして自分にコントの発注がくるのか?…

「山田太一脚本。」
ドラマのタイトルの前に、まずそう書かれるのがすごい。
古くは、ホテルを舞台にしたシチュエーションコメディのお手本のような「高原へいらっしゃい」、NHKの「男たちの旅路」シリーズ、「岸辺のアルバム」「沿線地図」。そして80年代には「想い出づくり」「ふぞろいの林檎たち」で洗礼を受けた世代にとっては、新聞のテレビ欄にその文字を見るだけで心躍る。
第一回目の今日、最近のドラマではありえないくらいのゆっくりとした展開、長いワンシーン。
一見淡々としたセリフの言い回しが特徴であるが、人の心の痛く感じる部分をズキズキと突いてくる。
偶然知り合った男女が再会したカフェで言葉を交わす
「バカみたいだけど…」
「どうした?」
「急いで別れすぎた気がして」
「そうなんだ…」
「あんなことがあったのに」
「そっちが忙しいのかと思って」
「探したけどどこにもいなくて」
「まさかこんなところで会うとは」
「驚いた」
「ほんと…」  (ドラマ本編より引用)
なんて心地よいリズム。これこれ、という感じで嬉しくなる。
こりゃ演じる役者さんも一字一句間違えるわけにはいかないだろうな。
今年まず一つ目の楽しみになった。

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2009年1月 5日

年の始め

2009年の幕開け!

1月1日
何もせず、大晦日から引き続きずーっとただテレビでお笑い芸人たちのネタを見る。
とにかく今、芸人の数はハンパじゃないことがわかる。このブームはまだまだ続くと思われる。

1月2日
初詣に行ってお守りを買い、最近の正月恒例行事になっているIKEAとららぽーとに行く。
時間帯がよかったのが、思ってたよりは混雑もせず。そして、何も買いもせず。
夕飯食べて帰宅。

1月3日
今日も出してない人への年賀状を慌てて書いた以外は、テレビの前を動かず。

夜、ドリームマッチを見る。
もちろん結果は知っていたのだが、オンエアを見ながらなぜかワクワク。
収録現場でもそうであったが、カップル成立してMCの間に並んで立った、松本・内村の2ショットの画はこの上なく強く、いろんなものが甦ってきてジワーッと来た。
現場ではコントの冒頭からものすごい歓声が巻き起こっっていたのだが、それが果たしてテレビを通してどれだけ伝わるか心配していたが、そのままきちんと伝わっていて安心。いや、あの迎え入れ方はほんとうにすごかった。
回りの出演者も一体どんなネタをやるのかと、みな期待していて、かなりプレッシャーがあったと思うが、ホントに両者の持ち味がうまく出ていたと思う。
同時に、2人のキャラの作り方の違いがはっきりとわかっておもしろかった。
打ち合わせの場にほんの少し同席させてもらったが、夢のような時間だった。
この2人が、顔を突き合わせて一緒にネタを作るなんて、もうしばらくはありえないのだから。
お互いに相手に気を使いながらも、自分を出すところはキッチリ出していたり、ナレーションの言葉やスライドで出す写真へのこだわりもハンパじゃなかった。
トップの人がこれだけ必死でやるのだから、下の人は簡単には勝てないだろう。
いずれにせよ、「夢で逢えたら」以来20年ぶりの2人のからみは、いろんな事がよぎってきて、感慨深いものだった。
実は、デカのキャラは本番でやった以外にも、
「女房気取り」「7度6分」「ブックオフ」「ユニクロ」「文金高島田」「スパイシーチキン」
などあがっていたのだが残念ながら時間の都合上入れられなかった。想像してみて下さい、どれもオモシロそうでしょう?
でも、またいつかダウンタウンとウッチャンナンチャンの共演はぜひ見てみたい。
それまでは、2人の稽古風景を収めた門外不出の映像をこっそりと見て楽しむとしよう。

それと、1月4日に放送された「さんま・玉緒の夢かなえたろか」もよかった。
この番組も毎年正月の楽しみになっている。

そして、昨日から風邪を引いてしまった。ちょっと幸先の悪いスタート。そろそろ仕事も始めなければ。
さて、どんな1年になることやら。

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