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2008年6月27日

アイドルと放送作家

080627_131201 今日も午後からお台場で若手芸人のネタ見せ。
少し早めに着き、いい天気だったので海岸を歩いてみる。
平日の昼間だというのに、花見のように木陰でご飯を食べている人もいれば、ものすごいビキニパンツいっちょで日光浴しているオッサンもいた。一体何の仕事をしてるんだろう。
ジロジロとそこにいる人たちを奇異な目で観察していたが、海岸をうろつく青白く痩せこけた中年の方が視線を浴びていた気がする。

NHKでの打ち合わせが終わって夜遅い時間から、ある番組の懇親会に参加した。
中心にいるのは、現役アイドルの南明奈ちゃん。
そして、彼女を取り囲むアラフォーどころかオーバー40のオッサン放送作家ばかり。
場所は、渋谷の夜景が見渡せる屋上テラスではあったが、なんとも異様な光景であった。
取り囲む作家の顔ぶれは、そうそうたるメンバー。
080628_000201写真ではわかりづらいが、高須光聖、中野俊成、そーたに、都築浩、鮫肌文殊、山名宏和、町山広美、大井洋一。
バラエティ番組を見てれば、しょっちゅう見かける名前ばかりだ。
来月から、南明奈ちゃんを使って総勢12名の名だたる放送作家が週替わりで企画を担当する番組『GO!GO!アッキーナ』が深夜に始まる。
このすごいメンバーの中に、自分も入れてもらってることが本当に光栄だ。

しかしながら、どれだけ第一線で活躍しているとは言え、やはり裏方の人間、実物のアイドルを前に、普通の緊張したオッサンになっていた。本人のお父さんよりも大半が年上で何を話しても19才の少女には響かないことしきり。
遅れていったのだが、ちょうど、南明奈ちゃんが小さい頃からどんなテレビを見ていたかを聞いて、その番組を担当していた作家が「それやってた」と自慢げに手を挙げるという変な流れが始まっていた。
アピールするように、手を挙げていくオッサンたちの姿もすごいが、彼女があげる番組名で必ず誰かしらの手が挙がるというのもやはりすごいことだ。まぎれもなく日本を代表するテレビの作家たちと言ってもいい。
自分が担当する回はやはりコントだ。もうすぐ収録だというのに、まだ台本が書けてないので本人を前に非常に居づらかった。
どんな番組になるかは乞うご期待。

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2008年6月22日

46th

46回目の誕生日。なのに雨、そして蒸し暑い、さらに日曜だというのに午後から一日中若手芸人たちのネタ見せマラソン。
まあ、ことさら祝ってもらいたい年でもないのでよしとする。

ネタ見せは確かに疲れる作業なのだが、こちらの言うことを必死で汲み取ろうという姿勢を感じた時は、それなりにうれしくなるものだ。
それに、このところ、地道な努力の成果か、あるいは偶然なのか、若手たちが次々といい結果を残し新たなステージに進む者も出てきている。喜ばしいことだ。
チャンスをことごとく掴んでいってもらいたい。

080623_043601一通り済んで打ち合わせも終えて何事もなく帰り支度をしていたら、ネタ見せを手伝ってくれてる若手作家君たちから突然プレゼントをもらう。
しかも家庭で手軽に出来るプラネタリウムだ。
欲しいなどと一度も言ったわけでもないのに、普段のささいな会話から察してくれていたのだ。
素晴らしい!ツボを押さえた品選び!どんなものより嬉しい!
女だったら間違いなく惚れているところだ!
これからも年配者としてマジメに向き合っていこうと思う。

※お祝いのコメントをいただいた方々、ありがとうございました。

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2008年6月21日

出演

BSジャパンの番組に出演することになり、今日はその1回目の収録に行ってきた。
天下統一CG将軍」という、簡単に言うと、選ばれたCGアーティストと数人のクリエイターがコラボレーションして作品を作るというもの。そのクリエイターの1人になぜか選ばれてしまった。
現場に行くと、「スキージャンプペア」の真島さんや春風亭昇太さんらにお会いする。
こういう事でもないと会えない人たちなのでとても新鮮、意外にもバカリズムもいて何だか気恥ずかしい気持ちになる。
特に、漫画家のとり・みきさんにお会いできたのが嬉しかった。
昔から噂では聞いていたが、熊本県人吉市の同郷である。妹さんと同級生だった。
まさかこんな場所で対面するとは。向こうも同郷だとご存じで、初対面なのに妙に親近感を覚えた。
放送は秋以降、ちょっと大変な事になりそうだがいいものを作りたいと思う。

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2008年6月18日

芸人最高

080618_181102 「爆笑レッドカーペット」の収録現場に初めて行ってみた。
今日は来週放送されるスペシャルの収録、なので出演する芸人も大多数。
本番が始まると、スタジオの入り口のところからステージの裏側まで出番を芸人がギッシリ。各芸人の事務所スタッフもいるので、スタジオ内は人だらけ。
ふとその片隅に目を向けると、小島よしおやジョイマンやくまだまさしなど番組ではおなじみの顔ぶれが真剣な顔で練習している。
それはそれで違った意味で面白いが、こればかりは視聴者には絶対見せちゃいけない光景だ。
収録現場にいて改めて芸人は素晴らしいと感じた。出番を控えるものは笑顔1つ見せず集中し、出番を終えたものも引き上げることなくその場にとどまり、他の出演者のステージに見入る。
大成功すれば嫌味なく労をねぎらい、失敗すれば大笑いを浴びせ励ます。
なんとも微笑ましい光景だ。
自分が見てきた限り、芸人の世界に陰湿ないじめなどはない。
デビューしたての時期は、みな自分以外は面白い者など1人もいないとギラギラした目をしてはいるものの、テレビの世界に慣れしばらくすると、ほんとうに真摯な人間に変わっていくのだ。
後輩の出番が少なければネタを振ってあげ、仲間が失敗すればすかさずフォローに回る。
何よりも礼儀正しいのが気持ちいい。売れてる人に限ってそれは顕著である。
なんだかんだ言って、最後は人としての資質が問われるのだ。
人間性に問題のあるものは、売れはするが数年で姿を消すことになる。
これは、長年見てきて間違いのない真実である。
もちろん、一方で、現場には逃げ出したくなるような張り詰めた緊張感が走っているのも事実。
舞台の袖からレッドカーペットを流れてくる様を初めて見たが、そこはまさに戦場の雰囲気だった。

来週の水曜日レッドカーペットのスペシャルに引き続いて放送されるのが、深夜に何度か放送された「スリーシアター」という番組。
レッドカーペットから出てきた若手の精鋭達がシチュエーション別のコントを繰り広げる。
その収録も隣のスタジオで行われたのだが、スタジオのドアを開け中に入った途端、何だか不思議な気持ちにさせられた。
出番を控えた選ばれし若手精鋭達、その姿が何とも輝いて見えたのだ。紛れもなく日本で一番輝いている若手たち、確実に次の時代を築き上げていく人たちだと、一瞬のうちに感じた。
同じような想いを確か20年前に感じた事がある。それは「夢で逢えたら」を収録していた時のスタジオの雰囲気に何とも似ていたのだ。
おそらくこの集団は、本人達の思惑とは関係なく、数年も経たないうちに時代の頂点に立つ事だろう、まさにそう感じさせる佇まいだった。
個人的には、そこにマセキ芸能社所属の狩野英孝が入っているのがほんとに嬉しい!
何とか生き残って欲しいものだ。

080618_214501 その「スリーシアター」の支配人役として若手たちをまとめているベテランさんが、レッドカーペットのスペシャルゲストとして登場します。正月以来の懐かしいキャラで。
芸歴20年以上なのに、出番前タバコを持つ手が震えてました。
どこで登場するか乞うご期待!

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2008年6月16日

リニューアル

本日16日より、ウッチャンナンチャンが所属するマセキ芸能社のホームページがリニューアルされました。
ブックマークされてた方は、こちらへ修正してください。
見た目も内容も一新!
イケメンキャラの狩野英孝のスケジュール見てください。
メチャメチャ売れてます!今年の初めの方は、外を歩いていても誰も気づかなかったのに。人気って怖いです!
どうか長続きしてくれることを祈っています。
このブログもリンクされてます。
このサイトを使わせてもらって、何かしら新しい事をやってみたいと思ってます。
メールマガジンも刊行されますので、よかったら登録してください。
思わぬ人からのメッセージがあるかもしれません!
あと隠れキャラがいます、探してみてください!

8月の下旬に、この若手たちが出演するライブを行います!
「スペシャルパンキッシュガーデン」という可愛らしいタイトルにしてみました。詳しい内容は、ホームページを見てください。
かなりいいメンバーが揃ってます!
ぜひ観に来てください!

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2008年6月14日

明日は

夕方、打ち合わせのためにフジテレビに向かう。その途中銀座近辺を通ったのだが、日比谷公園周辺がお巡りさんだらけ。一周取り囲むように警察車両や無数の警官の姿、一体何があったんだろう。

打ち合わせはすみやかに終了。
また、あのおなじみキャラの台本を書くことになった。

明日の「サラリーマンNEO」は、香取慎吾スペシャル!
とうとうSMAPのメンバーも出演しちゃった。お見逃しなく!

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2008年6月13日

YOKOHAMA '84

夜、大学時代の友達が出張で東京に来るというので、久々に集まった。集まった店が、「ジンギスカン専門店麻布羊屋」そこのオーナーがこれまた大学時代の後輩。銀座に店を構える、大したもんだ。北海道に行ったときに食った以来のジンギスカンは柔らかく美味。
昔の仲間が集まると、時代は瞬時にその当時へとワープする。
そしてそんな集団が必ずそうであるように、何百回と話した昔のエピソードで大爆笑する。
中の1人が、「あの頃が一番笑ってた気がする」と、さみしいことを言ったりする。そんな時間を過ごす。
そういえば、ここに来て「インディ・ジョーンズ」の最新作が公開されるが、洋画ベスト5に入る2作目の「インディ・ジョーズ/魔宮の伝説」が公開されたのは1984年。
ちょうど今日集まった仲間達と横浜の関内に当時あった映画館でオールナイト上映のもぎりのバイトをしていた。毎週最終回の上映が始まるとバイトも終了し、座席に座ってこの映画を毎回見た。
終わって外に出ると夜明け。この映画の題名を聞くと、あの夜明け近くの横浜の街の匂いを思い出す。
24年経っても変わらない関係性。大切にしたいものだ。

帰って夜中にEUROを見る。今回のEUROはおもしろい。オランダがメチャメチャ強い!
あの快足フォワード達は何なんだ!日本代表にも欲しいものだ。

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2008年6月10日

伊東四朗一座

去年やった舞台の制作会社の方から招待していただき「伊東四朗一座」を観に行く。
ちなみに、座長の伊東さんが出られない時は「熱海五郎一座」と名前が変わる。

伊東四朗さんという役者は本当にすごい。
70を超えてるのにあんなにコメディの芝居の出来る人は他にはいない。そして、70代で舞台上で思い切り頭を叩かれる人もいないだろう。そして、叩かれて笑える人もそういない。
伊東さんと三宅裕司さんの持ちネタとも言える「何でも歌にしてしまうコント」は、心から笑ってしまう。最後には自然と拍手が起こる完成度の高さ。
出来れば、ウッチャンナンチャンにも将来はこうなってて欲しいものだと、見てる最中に思った。


今日発売のクイックジャパンの「内村さまぁ〜ず」特集にわかったようなことを書いています。
よかったら読んでください。

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2008年6月 7日

初日に観る

080607_234401 コラムでの賛辞のせめてものお礼にと、
初日に「ザ・マジックアワー」を観に行く。
公開初日に映画を観るなんて何年ぶりだろう。
連日テレビで繰り返し予告編の映像が流れているが、実際の内容は予告編から受けるイメージとは少々違った。

それでも、脚本のうまさは、やはり唸るばかり。勉強になる。
日本映画で、オリジナルで、コメディで、ここまでの出来のものは他にはないと思う。

せっかく楽しんでいたのに、途中から入ってきて2つ離れた席に座った迷惑なオッサンがいて、
後半は気になって恐ささえ感じて、ほとんど集中できなかった。
もう一回ちゃんと観に行こうと思う。
もう歌舞伎町では二度と映画は観ない!

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2008年6月 6日

アフタースクール

080610_063001 打ち合わせが早く終わって時間が空いたので、「アフタースクール」を観に行く。
「運命じゃない人」で抜群の構成力に脱帽した内田けんじ監督の2作目。
前作とは違い、前半に振っていたネタが、後半一気に謎解きとなっていくという構成。
緻密さでは前作の方がよかったと思うが、ここまで練り上げるのはきっと至難の業だ。
謎解きの部分は、頭をフル回転させながら見なきゃいけないので、多少疲れるのだが、もう一度最初から見たくなってしまう場面ばかり。
もし、それが狙いだとすれば、かなりしたたかな作りだ。

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2008年6月 5日

現役アイドルと対面

ある番組の打ち合わせで、アッキーナこと南明奈さんに会う。
とにかく忙しいスケジュールのようで30分ほどしか時間がなかった。
挨拶をしてすぐにさっそく質問を始める。
何を聞いても返りのない雰囲気だったらどうしようと危惧していたが、本人は、とても素直な人で、自分の過去の経験などもざっくばらんに話してくれた。
正直、どうなることやらと構えていたのでひと安心。
可愛い子ぶることもなく、小さなぬいぐるみを肌身離さず持っているようなこともなく、
ほんとうに素直に、こちらのくだらない質問にも一生懸命答えてくれた。
こういうところが、使われる理由なんだろうと思う。
聞けば、ご両親は自分より年下らしい。がく然とする。
深夜だが、ちょっと変わった番組になりそうだ。
詳細は追って。

打ち合わせが終わって近くの駅で、日テレの土屋さんに偶然出くわす。
ウリナリが終わって以来だから何年ぶりだろう。
いい年をした金髪はかなり目立っていたので遠くからでもすぐにわかった。
先日の朝日新聞の記事を読んでくれていたらしく「頑張ってるなあと思ったよ」と言われ、妙にうれしくなる。またいつか一緒に仕事できればと思わせる人のひとりだ。

080605_203801 緊張からか小腹が減ったので、近くのファミリーマートに寄ると、こんなパンを発見。
あの記事以来、勝手に親近感を持っているので、もう何でも協力してあげようという
気持ちですぐに買った。
味は、おいしいメロンパン。

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2008年6月 3日

人間ドック

年一回恒例の人間ドックを受けてきた。と言っても昨年9月に受けたばっかりだったので正確には9ヶ月前、一年のうち2回受けたことになる。どれだけ心配性なんだ。
でも、40過ぎたし。あちこち調子悪いし。
いつも受けている病院に行ってビックリ!新しい外来病棟のタワーが出来ていて、その中のワンフロアが健診センターになっていた。
昨年までは、いちいち一般の外来患者の中に混じって検査を受けていたので面倒だったが、それが、隔離された健診センター内ですべて出来てしまうようになっていた。
先月から始まったばかりでとても綺麗。コンシェルジェみたいな係の女性がたくさんいて、迷っていると、すぐに声をかけてきて次へと案内してくれる。同じ病院とは思えない。何もかもが新しい!昼食も典型的な病院食から豪華な弁当になってたし、飲み物は全種飲み放題。快適快適。相当儲かってんだろうなあ…。
結果は、やや難ありのところもあったが概ね心配することはなし。

昨夜もまた、遅刻しちゃいけないというプレッシャーからほとんど眠れなかった。
病になるとしたら、こういうところが原因だな、きっと。


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2008年6月 2日

旅、ときどきサッカー

中田の特番を観た。
時間があってお金もまああるとなれば、やっぱり世界中を旅してみようって事になるのかな。
純粋に羨ましい限り。
番組の中で、「自分探しの旅」っていうのは理屈をつけてるだけだ、と言ってるのが少しホッとした。
常々、一番尊敬出来ない人は「自分探しの旅」に出かける人だと思ってるので、引退当時、なんてことを言っちゃうんだと思ってたけど、違って安心した。
それにしても、ほんとサッカーって世界中で通用するもんだな。
「お笑い」もそうなればいいのだが。

その前の日本対オマーン戦も、勝ってよかった。
もっと松井に活躍してもらいたい。
岡田監督は、今度はどうなのかな?
そういえば、先日のスポーツニュースで、98年W杯直前にメンバーからはずした北澤と対談していた。妙に緊張感があった。
きっとカズはやらない気がする。
もし、今度のW杯も岡田監督が指揮しているとなれば、また誰か直前に切ったりするんだろうか。
ま、観てる方はそれくらいやってくれた方が盛り上がれるけど。
まだ3次予選だけど、がんばれニッポン!

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