アイドルと放送作家
今日も午後からお台場で若手芸人のネタ見せ。
少し早めに着き、いい天気だったので海岸を歩いてみる。
平日の昼間だというのに、花見のように木陰でご飯を食べている人もいれば、ものすごいビキニパンツいっちょで日光浴しているオッサンもいた。一体何の仕事をしてるんだろう。
ジロジロとそこにいる人たちを奇異な目で観察していたが、海岸をうろつく青白く痩せこけた中年の方が視線を浴びていた気がする。
NHKでの打ち合わせが終わって夜遅い時間から、ある番組の懇親会に参加した。
中心にいるのは、現役アイドルの南明奈ちゃん。
そして、彼女を取り囲むアラフォーどころかオーバー40のオッサン放送作家ばかり。
場所は、渋谷の夜景が見渡せる屋上テラスではあったが、なんとも異様な光景であった。
取り囲む作家の顔ぶれは、そうそうたるメンバー。
写真ではわかりづらいが、高須光聖、中野俊成、そーたに、都築浩、鮫肌文殊、山名宏和、町山広美、大井洋一。
バラエティ番組を見てれば、しょっちゅう見かける名前ばかりだ。
来月から、南明奈ちゃんを使って総勢12名の名だたる放送作家が週替わりで企画を担当する番組『GO!GO!アッキーナ』が深夜に始まる。
このすごいメンバーの中に、自分も入れてもらってることが本当に光栄だ。
しかしながら、どれだけ第一線で活躍しているとは言え、やはり裏方の人間、実物のアイドルを前に、普通の緊張したオッサンになっていた。本人のお父さんよりも大半が年上で何を話しても19才の少女には響かないことしきり。
遅れていったのだが、ちょうど、南明奈ちゃんが小さい頃からどんなテレビを見ていたかを聞いて、その番組を担当していた作家が「それやってた」と自慢げに手を挙げるという変な流れが始まっていた。
アピールするように、手を挙げていくオッサンたちの姿もすごいが、彼女があげる番組名で必ず誰かしらの手が挙がるというのもやはりすごいことだ。まぎれもなく日本を代表するテレビの作家たちと言ってもいい。
自分が担当する回はやはりコントだ。もうすぐ収録だというのに、まだ台本が書けてないので本人を前に非常に居づらかった。
どんな番組になるかは乞うご期待。
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