身近な強者
この春小学3年生になる娘は、日に日に口が達者になっていく。
夕方、部屋でコツコツと仕事をしていると娘が学校から帰ってきた。
リビングの方から壁越しに話しかけてくる。
「今日、仕事いくの?」
「行くけど」
「どこに?」
「NHK」
「何すんの?収録してんの?」
「いや、今日は会議だけど」
「ふうん、面白いの考えてよ!」
「ああ、わかった…」
「たとえば、ほら、はねるのとびらのアブアンドチェンジみたいなの」
「ああ、そうだね…」
「面白いの考えてよ!」という言い方が、調子のいいプロデューサーのそれとそっくりだった。
仕事が一段落して出かけるついでに、娘をバレエ教室まで送っていく。後部座席で呑気に鼻唄を歌っている姿をミラー越しに見ながら思った。
こういう子を純粋に笑わせる事こそが、自分の仕事の本分だ。
そっと心に誓った。
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コメント
一人で大笑いしてしまいました(笑)
娘さん面白すぎますね。
お家に帰ってもプロデューサーが居る感が味わえるなんて
なんて。。。お父様にとっては辛い状況w
でも、娘さんに期待されてるなんて素敵じゃないですか!
そして、それに答えようとするお父様も素敵だなぁ!
あんさんvs娘さん
今後も見物ですね!
投稿: nawo | 2008年4月12日 06時50分
あんちゃん、ファイト!!!
投稿: magu | 2008年4月12日 09時56分
内村さんならできます。
投稿: ちよこ | 2008年4月12日 10時45分
↑
に同意します。
投稿: katopee | 2008年4月14日 12時58分
大人は子供を生み育て、生きていく方法を教えながら、
生きる事の楽しさ、喜びも伝えていく事が出来たなら、
それは、とても、理想的ですね。
投稿: ジュテム | 2008年4月14日 21時45分
野間口徹さんのブログ→サラリーマンNEO→内村宏幸さん
という感じで10数年ぶりにあんちゃんという存在に辿り着きました。
そして走馬灯のように「夢で逢えたら」のコントを思い出しました。
あんちゃんにはきっと笑いの神様がついていますよ。
投稿: chi | 2008年4月14日 21時53分
あんちゃんみたいな旦那様を探します
投稿: なみ | 2008年4月15日 16時34分