« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »

2007年9月27日

作と演出で

夕方から「ハンブン東京」の最終的な台本の詰めの作業。演出でいらっしゃる光良くんと額をつき合わせ、横にマネージャーはいたが、ほぼ一対一で打ち合わせ。こんな事するの何年ぶりだろう。
期日が迫ってきて、内心焦っているが、時折どーでもいいことで爆笑しながらのいつものモード。この光景、端から見たらきっと気持ち悪いに違いない。
2人で、もう一度頭から順番にセリフを追っていく。とにかく短く、出来るだけ短くしよう。その合い言葉の元、作業を進めていったが、ここは後のシーンのフリになってる、ここは面白くなりそうだから残しておこう、う〜んう〜んと唸りながら少しずつ進めていったら、案の定より長くなっていた。どうしよう…。
とりあえず今月中に決定稿を仕上げようと誓って本日解散。
外に出て夜空を見上げると、満月。

| | コメント (16) | トラックバック (1)

2007年9月26日

病はほんとに気から

昨日人間ドックを終え、無事異常なしの結果を受けての今日。外はすがすがしいお天気。充分な睡眠。仕事場までの足取りも軽く。10組もの若手芸人たちのネタ見せをたっぷりとやるもさほど疲れず。異常がなかったという安堵感と頬を撫でる心地よい風により、すこぶる体調がよかった今日一日。海沿いのオープンカフェで一日佇んでいたい、そんな日。あんなに悩んでた胃腸の調子もすっかりよくなっていた。どんだけ気分的なものだったんだよ!自分が情けない。でも、心地よい風でまた気分がよくなる、そんな日だった。
改めて確信した。人生のほとんどは気分で左右される。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年9月25日

人間ドック

070925_10520230代になったあたりから毎年恒例にしている人間ドックに行ってきた。毎年6月の誕生日を終えた頃に行くことにしているのだが、年々受診する人が多いせいか予約の連絡を入れても2ヶ月先しか空いてない状況だ。ということで、7月の頭に予約して今日になった。定員は一日4人。いつも老人たちに囲まれて受けるのだが、今年は、自分がおそらく一番年上っぽかった。しかも、そのうちの2人は夫婦だった。夫婦揃ってドックにくるなんて、羨ましいんだか気持ち悪いんだか。ま、目の前でイチャつかれたりしなかったからよかったけど…。
実は、数ヶ月前からしょっちゅう下痢をしていて、胃腸の調子が思わしくなく非常に不安だった。そろそろやばい年になってきたと、覚悟の上で行った。しかし、幸いにも結果は、異常なし。ストレス性のものらしい。原因がわからないときの医者の常套句ではあるが、その言葉にホッとする。ストレスかあ、自覚はしてないつもりだが、結構たまっているのかも。おそらくクヨクヨ小さいことで悩んでしまうのが原因だろう。その証拠に、明日は人間ドックで早起きしなきゃいけないし、検査結果が恐いし、ということを考えてて昨夜ほぼ一睡も出来なかった。どんだけ気がちっちゃいんだよ! とにかく、ひと安心。

今日で、「サラリーマンNEO」シーズン2が無事終了。終わってみるとあっという間。収録したけど、オンエアされてないコントはまだ山ほどある。たぶん、来月発売のDVDにはほぼ入ってると思う。そして、年内にひょっとしたらスペシャルがあるかも。その前に、11月23日にNHKハイビジョンでシーズン2全話が一挙放送される。新しくそのために撮り足すものもあるみたい。乞うご期待!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年9月20日

ご唱和ください!

070921_055401仕事の途中、一度行ってみたいと思っていた神楽坂の文具店「相馬屋」に寄った。由緒ある店で、夏目漱石や石川啄木も相馬屋製の原稿用紙を愛用していたらしい。原稿用紙のコーナーには、確かに当時の文豪が書いた原稿用紙などが飾ってあったりしたが、その他は、ペンてるなどが置いてある普通の文具店で、ちょっと面食らう。とりあえず200字詰めの原稿用紙を買う。上質の手触りはさすが。さて、何を書こう。

070920_225801夜、マセキ芸能社のマネージャーの送別会が行われた。場所は、ダーツバー。流行ってはいるのは知っていたが、行ったのは初めて。今イチ楽しさがわからず。
宴には若手芸人たちも一同に会した。挨拶代わりの一発芸披露になり次第に盛り上がってくる。中でも、今一番ノリにノっていて、先日放送されたフジテレビ「爆笑!レッドカーペット」では大トリをつとめたアントキノ猪木(詳しくはこちら)の登場でピークを迎えた。初めて間近で見たが、顔はもちろん喋りもホントによく似てる。まさか、この時代に往年の猪木の動きを見れるとは思わなかった。めでたい席にはまさにうってつけ。写真ではわかりにくいが、最後に全員で「1,2,3,ダーッ!」をやった。何かとても気持ちよくて得した気分。他にも、「トツギーノ」が好評のバカリズムやマジシャンのマギー審司、ふじいあきら、自称イケメンの狩野なども来ていた。マセキもなかなか勢いづいてるんじゃないかと思ったり…。他にも、これから昇っていこうとする若手たちが何組もいる。出来れば全員売れて欲しい。

| | コメント (7) | トラックバック (2)

2007年9月19日

25m

070921_060401_ed数日前、家に帰ると我が娘が学校でもらった賞状が置いてあった。文面を見てびっくり。25m?泳げるわけないのに。奥さんから話を聞いたところ、小学校で水泳大会があり、そこでは10メートルの部、15メートルの部と、泳げる距離で段階分けして競争が行われたらしい。そして、いよいよ25メートルの部になったところで先生が出場者を募ったが、さすがに手を挙げる者は1人、2人くらいしかいなかったらしい。そこで先生が、「泳ぎ切ることよりも泳いでみようとチャレンジする事の方が大切です」みたいないい話をしたらしい。すると、何を考えたのか10メートルも泳げない我が娘が手を挙げて出場を希望したらしい。理由は、先生の話に感動したからだというのだ。感動して、気づいたら手を挙げてたらしい。出場したのは結局4人。そのうち2人は泳ぎがうまくて、あっという間に25メートル泳ぎ切った。残るは、我が娘と、もう一人同じく感動したと思われる男の子との争いになったらしい。レベルの低い争いだがデットヒートを繰り広げ、周りのギャラリーからはまるでドラマのように大声援が沸き起こったというのだ。娘は、タッチの差で勝ったと言っているようだが、真偽のほどは定かではない。
しかし、何という話。笑ってしまったが、目頭が熱くなる。感動して出来もしないことにチャレンジしてしまう、そんな感性が羨ましい。どうか、この出来事を忘れずに育って欲しいものだ。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年9月13日

楽なポジション

夕方から舞台「ハンブン東京」の打ち合わせ。台本があらかた出来たと言うことで、今日は各スタッフと打ち合わせの日。舞台美術、照明、音響、衣装担当の人たちが、次々に来て打ち合わせを進めていく。そのスタッフたちと細かいところをすべて詰めていく作業をするのは、もちろん演出の内村光良である。今回は、その横で、時々チャチャを入れるポジションなので、本当に楽。この位置が何よりも好き。
舞台稽古に向けて着々と進んでいく。それなりにお金をかけた舞台は、ほんとに何もかもしっかりしている。こういう環境で出来る舞台は、羨ましい限り。5月にやった貧乏劇団の事をまた思い出す。

| | コメント (17) | トラックバック (1)

2007年9月12日

安倍退陣に関して

「安倍首相が辞任されますけど、コントを書く立場から安倍首相のキャラについて書いてください」と、こんな電話が、辞任記者会見が始まる5分前にかかってきた。依頼は、最近何かと縁のある西日本新聞。つい先日、故郷について語った記事が載ったばっかり。今まで下らないことは数多く書いてきたが、まさか、政治家についての原稿を書くことになるとは思わなかった。もちろん、政治に関して踏み込んだ内容なんかを期待されてないことはわかってはいるのだが、初めての試みで、何を書いていいやら非常に悩む。新聞に載ってるのを読んだとき、どう見えるのか?
まあ、楽しみといえば楽しみだが、ちょっと恐い気もする。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年9月 9日

イセタン

「イセタン」とカタカナで書くと地方にあるスーパーのようだが、デパートの雄、伊勢丹はすごい。せっかく4日連続で新宿に行ってるので、日曜で天気もよかったし、ちょっと早めに行って寄ってみた。日曜日、メンズ館も人だらけ。B1のアンダーウェア売り場に行って最近気になってた、グンゼの070910_020801_5「SEEK」を探す。色はベージュだが白いシャツの下に着ても透けない。つまり、シャツの下に肌着を着ているのがわからないという逸品。オシャレが出来る季節に入るし、白シャツを結構持っているので思いきって買ってみた。そこで、伊勢丹の接客力のすごさを見た。まず、お目当ての商品がどこにあるかわからず棚を見ていく。ようやく見つけたと思ったら、そこは大きいサイズのコーナーだったらしく、それをすばやく察知してか標準サイズのコーナー担当の女性がいつの間にかそばに来ていて、「こちらは大きめのサイズですので、あちらへどうぞ」と、素早く誘導される。パッケージを手にとって見ようとすると、これまたすかさず中身が出されたサンプルをどこからか瞬時に持ってきて、自分に合うサイズまで教えてくれた。その間1分足らず。一つのムダもない行動。他にも多くの客がいるのというのに、おそらく、自分が棚を探している段階から、自分が買おうとしている商品がわかっていたのかもしれない。恐るべし。迷うことなく、一つ手に取りレジへ。支払いカウンターには、3,4人の若手男性社員が待ち受けていて、次々に空いたレジの前へスムーズに誘導される。自分の横で下着を買おうとしていた客が、金を払う段階で目の前のレジ係にサイズの事を聞くと、若いイケメンレジ係は、商品をたたむ作業をしながら「日本のM寸くらいです」と、即答した。普通なら、係の者に聞いてきますと待たされるところだが、会計の担当なのに商品の知識が全て頭に入っている。なんという徹底した教育ぶり。不快に思う瞬間が1個もない。これが日本一の理由だな、きっと。
070909_163901まだ少し時間があったので、ついでに、変わったと聞いていた屋上を見に行ってみた。こんな素敵な感じになっていた。今度、ここで打ち合わせしてみよう。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2007年9月 7日

ヌード寸

仕事をしているときはいつも、見ているわけでもないのにおおかたテレビをつけていることが多い。夜中になってこれといった番組もやってないと、だいたい「ショップチャンネル」に合わせている。ご存じの通り24時間TVショッピングをやっているチャンネルなのだが、この番組にはいくつか独特の特徴がある。一つは、商品を紹介する女性が、今この番組を見ている人を「お客さま」と呼ぶ点。まあ、間違ってはいないのだが、聞くたびに気恥ずかしくなる。それと、女性用の下着などを紹介するとき、「バスト86〜94ヌード寸、ウェスト58〜64ヌード寸〜」と言って紹介するのだが、それがいっつも「ぬードスン」に聞こえてしょうがない。何度も連呼されるので、そのたびに頭に文字が浮かんでしまう。何度も聞いているうちに耳にこびりつき、最近では、それが聞きたくてチャンネルを合わせている時さえある。

マセキ芸能社の若手ライブが初日終了。終わってみれば、いろんな計算ミス、その他問題が山積していることに気づく。修正するにはかなり時間がかかりそうだ。ハア〜疲れた。それでも、ライブは月曜まで続く。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年9月 6日

台風接近

昨日書いた、サラリーマンNEOの吉田監督によるNHK会長自らが出演する企業CI用VTRの放送が、台風関係のニュースにより9月10日(月)総合放送 19:56−19:58に変更されることになったようです。

台風が近づいてきている。大したことがなければよいが。と、思う反面、台風の通り道という地方で育ったものとしては、子供の頃の記憶が甦ってきて、不謹慎ではあるがどこかワクワクしてしまうのはなぜだろう。

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2007年9月 5日

ネタ見せマラソン

マセキ芸能社の若手ライブ本番の日が近づき、今日も怒濤のネタ見せ。先週ダメ出しをしたところを踏まえてのそれぞれ直してきたネタを見る。スケジュールの都合上午前11時開始。ご飯も食べず一組30分あたり、ぶっ通しで8時間ネタを見続けた。正直後半は集中力が欠けてきそうになったが、芸人たちの一生懸命さに触れ、全力で応えようと何とか頑張った。それでも終わってからドッと疲れが…。そのあとライブで使う曲決め。この地道な努力がいつの日かきっと実を結ぶことを願う。

話変わって、今週NHKで午後7時56分から2分間、NHK内で選ばれた優秀な4人のディレクターが作ったNHKの企業CMみたいなのが日替わりで放送されている。そして明日トリを飾るのは、その4人のうちの一人に選ばれた我がサラリーマンNEOの演出吉田氏の作品。ニュースにもなったがNHKの会長自らが出演している。NHK史上始まって以来の出来事。会長の会見もあるらしい。ぜひ見てください。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年9月 1日

11月の舞台

070901_165201今日から公表されているので書いときますが、11月に池袋のサンシャイン劇場でやる「ハンブン東京」という舞台の脚本を手伝っています。出演者陣は、内村光良、さまぁ〜ず、バナナマン、そして、映画やテレビで活躍中の女優さんたち、かなりワクワクするような豪華な顔ぶれ。詳しくは、こちらを。只今台本を鋭意制作中です。稽古が始まったら、稽古の様子を出来るだけ伝えていこうと思う。

話は変わるが、ときどき、若者文化になるべくついていけるように最近のヒット曲をチェックするようにしている(ヒット曲という時点ですでに古いか?)。最近iPodに入れたのは、湘南乃風「純恋歌」、GReeeeN「愛唄」、ET-KING「愛しい人へ」、FUNKY MONKEY BABYS「ちっぽけな勇気」。すでに最新とも言えないものもあるが、どれも最近よく耳にした曲ばかり。どの曲にも共通するのは、恥ずかしくなるくらいストレートな歌詞。数年前に三木道三の「LIFE TIME RESPECT」というのがあったが、まあ、それも「女偏」というのが出てるし、最近の流行りなのだろうか?こんな究極など真ん中過ぎる曲を作ったら、あとはどんな曲を作ったらいいのか悩まないのかなあ。

それから、先日このブログでも書いたように、帰省した際にインタビューを受けた地元の新聞の記事が、こちらで見られるみたいです。

| | コメント (31) | トラックバック (0)

« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »