質問にちゃんと答えるということ
午後から「サラリーマンNEO」の収録に顔を出す。その合間に、DVD関係の雑誌の取材を受ける。市販されるものではなく販売店向けに配られるものらしい。いつものように、作家になってからこれまでの経緯などを聞かれる。取材を受けるときにいつも思うことだが、相手が質問してきたことに対して、なかなかその的確な答えを出せない。というより、喋っているうちにどんどん違う方向に行ってしまい、そのうちどんな質問だったかを完全に忘れてしまって、喋りながら思い出して無理矢理そっちに戻そうとする。悪い癖だ。今日も何度となくそんな場面があった。質問に対してちゃんと答えるのって、なんて難しいんだろう。関係ないけど、そういう話を何人かで話してると、必ず、「人生の全てにおいてもそうだよね」なんて事を言う奴がいるな。…と、こういう風にずれていくのである。今度からは、簡潔に頭でまず整理して答えるようにしよう。どうりで、いつも予定時間より長くなってしまうはずだ。
その後、スタジオに戻り「セクスィー部長」を見学。今日は、いろんな小道具が登場。テレビ局の美術ってすげえって改めて感じさせられた。制作現場のノリを少しだけお伝えすると、たとえば、自分が台本に何も考えずにこんな風に書く。すると、こんなのや、こんなのや、こんなのも出来上がってくる。ホントに商品化すれば面白いのに。
たぶん、放送ではそんなに大きく映らないと思うので、特別に載せときます。これが、まさにプロの仕事!盛り上がる現場!感謝!
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コメント
すごい。おもしろいですね(^^)
投稿: キャサリン | 2007年7月21日 19時52分
聞かれたのと違う事を答えてしまうのは、
聞かれた事よりも、より伝えたい事を見つけてしまった、
そんな、情熱のほとばしりにも似た感情によるものかと思われます。
「人生発言」をされた方も、おそらく何か、
人生について語りたい事があったのかも知れません。
想定時間内にインタビューを終わらせることを優先するか、
今、生まれたての熱意を優先するか…難しい所ですね。
そして私の憧れる人物は、色香恋次郎さんの様な、パッションにあふれている方です。
本気で、「このTシャツ欲しいなぁ~」と思いました。
投稿: ジュテム | 2007年7月21日 22時52分
受けたインタビューの記事、楽しみにしています。
また「NEO」のDVD、発売するのかな?
『セクスィー部長』の色香恋次郎グッズ、販売されたら・・・きっと売れるかも・・・
個人的には、色香恋次郎著書の本が欲しくなりました。
投稿: いーちゃん | 2007年7月22日 00時07分
宏幸さん<(^▽^
いいな~ 話すことが 沢山ある
っつーことじゃないですか。
オイラ 一言で 終わっちゃうっすよ。
日本人の質問の仕方って
あいまいだそうですね。
海外なら 「どう思いますか?」
って ふってくるのに
例えば 相撲とか野球の記者会見だと
「優勝ですが?」って
何を答えて欲しいのか はっきりいわずに
ふってくるから 意図を読み取らないと
いけないんだよって テレビで見ました。
投稿: 海里kun | 2007年7月22日 06時37分