「ドリームガールズ」
最後の会議が早く終わったので週末だし映画を見に行った。邦画が検討する中で久々に洋画で話題になってる「ドリームガールズ」。音がいいところで見た方がいいと言われ、六本木ヒルズの映画館へ。しかもプレミア館。チケット代3000円、高!これで面白くなかったらガッカリさはハンパじゃない。しかし、さすがにプレミア館。他のシアターとは入り口が別でシアターに行く前にバーがあり、そこを通らなければならない。3000円の中にワンドリンクサービスが入っているのだが、場所柄時間的にもコジャレた大人たちがグラス片手に陣取っていて、気後れ感満載になりスルーしようかと思ったが、ここは大人の振る舞いをと、すでに売店で買ってしまっていたホットドッグを脇に隠し、思いきってアイスコーヒーを注文。席は大人のカップルばかりだったので、当然その中に座る勇気はなく、トイレ近くのスタンドテーブルで急いでホットドッグを流し込む。すると、他の客たちが酒の入ったグラスを手にしたまま館内に入っていく。なんだ持ち込んでいいのかよ。あたかも知っていたかのように、すまし顔でアイスコーヒーを持って席へ。席もリクライニングシートで飛行機のビジネスクラス並。これで1000円くらいは元取ったかも。
もちろん映画もすごかった。歌のうまさだけで涙が出そうになる。同じライブに出演している他の歌手役の出演者たちも、ちょっとしか映らないのにものすげえ本物だ。かなわないよこんな人たちがいる音楽業界には。
ミュージカル独特のセリフを喋っていてそのまま歌になるというシーンも、ここまで圧倒的に歌がうまいと気にならない。勢いで持って行かれてしまう。
ただ、恥ずかしかった事が一つ、3人組のバックコーラスの一人をずっとビヨンセだと思ってた。ずいぶん小さい役でOKしたなあと思ってたが、やっぱそんなわけねえか。ビヨンセってこんなに美人なんだと初めて知った。今までちゃんと見たことがなかったので。
映画が終わって、コジャレたオッサンが、ビヨンセは主役の子を引き立たせるためにわざと抑えて歌ったらしいよ、としたり顔で同伴したかなり年下のねーちゃんに話してた。そういうことを言う大人にはなりたくないな。ま、ビヨンセ自体を知らなかったんだけど。
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