えらいことになってしまった
本日、住んでるマンションの管理組合の定期総会に出席した。これまでは、申し訳ないが委任状を出して失礼していた。だが、今回は、次期役員候補に自分の名前が挙がっていたので慌てて出席する事にしたという、大人としてはいかがなものかという対応。数日前から、気が重くて仕方なかった。何かの役職に就くのは免れそうもないが、責任の重い仕事が昔から一番苦手なので、気になって昨夜もあまり眠れなかった。
午前10時から近所の住区センターの一室に向かう。部屋に入ると、ほぼ席が埋まっていた。ここで、とんでもない間違いを犯してしまう。当然下座の方だろうと思われた一番隅の席に座ったら、なんとそっちが上座で、現理事長の隣に座ってしまったのだ。会議が始まり議案に沿って粛々と進んでいく。参加している住民の皆さんから見ると、どう見ても自分は理事長の隣に座っている男だ。
会議は2時間ほどで終わり、次期役員候補の人だけ残ってくれと言われた。さあ、誰がどの役職に就くのかをどうやって決めるのか?警戒していたが、中で一番紳士っぽい人が、突然何の根拠もなく「内村さんが理事長でいかがですか?」という発言。すかさず「理事長の隣に座ってるから、その気なのかと思いました」なんて援護射撃まで出る始末。これを一番恐れていたのだ。もし、指名されたら、これといって大きく断る理由がない!!
「頼りないですよ」「責任感ないですよ」ということを一生懸命力説したが、理事長の任務の説明がどんどん自分に向かって進められる。
ということで、今年一年間、マンションで一番責任ある人になってしまった。小学生の頃、学級委員長に選ばれながらも、学級会を仕切るのがイヤで、就任一週間で先生に委員長辞退を申し出た経験があるのに。やっていけるのだろうか…。今年一年、何もないことだけをひたすら祈る。
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