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2006年11月18日

歩道橋のジャンプ

最近は夕方もすぐに暗くなるので学童保育から帰ってくる娘を近所まで迎えに行った。大きな通り沿いでしばらく待っていると、通りの向こうに暗闇の中4つの小さな影が見えてくる。我が娘以外は男の子3人。まだ、恥ずかしがる年ではないので仲良く帰ってきているようだ。しかし、小学生なのでジャンケンしたり、道ばたで何かを見つけたりでなかなか進まない。ようやく歩道橋を登ってこっち側に向かってきたが、その歩道橋の上で、何やら4人が同時にジャンプをし始めた。何をやっているのかとようく見てると、どうやら歩道橋の真下を車が通るたびに、車を飛び越えるようにジャンプしているのである。何回も何回も。下らないことをと思うが、自分も同じくらいの年の頃、似たような事をやっていたと瞬時に甦ってきた。これぞ、子供の遊び心だ。しばらく子供を見つめる親の目線という態度で微笑ましくその光景を眺めていた。しかし、なっかなか降りて来やしないので、大人としては段々イラッとしてきた。

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コメント

内村さん、初めまして。
最近こちらのブログを知り、
ちょくちょくお邪魔させていただいております。
「歩道橋の上でぴょんぴょん跳びはねるお話」、
何かが心に伝わってきました。
私も、タイル貼りの場所では
「タイルを1つ飛ばし、その次はジャンプ」
なんて歩き方していた子供でした。
子供同士だけなら、そんな即興の遊びを
気の向くままにずっと続けていられますが、
親と居る時は、また違った意識が生まれます。
なかなかやって来ない自分を、それでも待ってくれている親の存在を感じて、
それがまた嬉しかったり。
やり過ぎて遅くなると怒られて、慌てて
ゲームを省略する軌道修正をしたり。
ノスタルジー、感じました。

投稿: ジュテム | 2007年7月10日 08時49分

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