露店にて焼きそばを作る
子供の小学校でイベントがあり、父兄も何らかの手伝いをしなければならない。こういうことには何かと尻込みしがちだが、一度はきちんと参加してみようと、午前中に何とか起きて小学校へ。運動場いっぱいにいろんなテントが立てられ大賑わい。リーダー的お父さんに名前を告げ指示を仰ぐと、焼きそばの屋台を手伝ってくれと言われる。さっそく、エプロンを着て、頭にバンダナ、軍手をはめて「よろしくお願いします」と挨拶すると、いきなり両手にヘラを持ち焼きそば作りをやらされる。大きな鉄板を3人で囲むようにして大量の焼きそばを作っていく。料理などまともにやったことがないので不器用さ丸出しだが、他の2人のをマネながら必死についていく。ところが、こういう時の焼きそばというのは飛ぶように売れるようで、ふと見上げると焼きそば売り場の前は大行列。作っても作っても間に合わない。立ちっぱなし、両手は動かしっぱなし。みるみるうちに腰は痛くなり、両手の握力がなくなっていく。ようやく交代してもらったものの、今度は、タイミングを見ながら油を引き、肉を入れ、キャベツを加え、麺を入れるという繰り返し。これも休む暇もない。午後3時前、イベント終了を待たず、材料も底をつき完売。
やっとの思いで解放されたかに思えたが、この後が痺れた。会場中で使ったパイプイスを体育館の倉庫に戻し、テーブルを近所の住区センターまで運び、最後には、体育用のマットをぞうきん掛けしていた。やがて薄暗くなり、雨も降り始めた午後5時過ぎ、ようやく解散。ミネラルウォーターと炊き込みご飯をお土産にもらい、雨の中トボトボと帰宅。一度ど真ん中に入り込んでみようと思ったのは確かだが、この経験で、自分は何を掴んだのだろう。とにかく疲れた。
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