「蒲田行進曲」
映画では見ていた「蒲田行進曲」。舞台版を初めて見た。20年ほど前、大学生の頃、友達に舞台を観に行かないかと誘われたが、その頃はまさかこんな職業に就くとは思ってなかったので、舞台なんてこれっぽっちも興味もなかった。今思えば、風間杜夫の銀ちゃん、平田満のヤス、という今や伝説となった配役だったと思う。見ときゃよかったなあ。それから20年後に観た舞台は、これぞつかこうへいという迫力。とにかく役者が喋る。特に、クライマックスの手前、ヤスと小夏で延々30分近く2人だけのシーンが続く。途中、正直長いなあと思ったが、最後には、ほとばしるセリフの力に引き込まれていった。
ラストの全員白タキ姿でのダンスは鮮やか。マイクでキャストを紹介していく手法は斬新だったんだなあ。舞台の原点を感じさせられる。
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