大人の都合
夕飯を食べに近所のファミレスに行った。日曜の夜なので待ち状態。仕方ないので順番を待とうと紙に名前を記入しようと見ると、我々の2つ前に同じ「ウチムラ」と書かれている。瞬間的に一緒にいた奥さんも気まずさを感じたのか、「ウチダ」と書いてしまった。なぜかわからないが、そのままでもおかしくないのだが、何かイヤな感じがして偽名にする。しかし、子供はその意味を理解しない。すかさず娘が名前が間違っていると指摘。しかも、ご丁寧に同じ名前が2つ前にあると教えてくれる。子供だから場の空気が読めないので、大きな声で言う。おそらく、すぐそばに並んでいる中の2人に別の「ウチムラ」さんがいるのだ。もちろん聞こえただろう。でも、そこで「シー!」と黙らせるのもおかしいし。なぜウチダと書いたのかしつこく聞いてくる娘に対して、大人である自分と奥さんはうまく答えることができず笑ってるしかなかった。なんて悲しい状況なんだろう…。
しばらくして、別の「ウチムラさん」が呼ばれ先に席へ向かった。顔を見たがもちろん知らない人。もし、次に来た人が「ウチダ」だったら本格的なコント状態になってくるのだが、幸いそれはなくて、やがて「ウチダさん」と呼ばれ、違和感を感じながらも席へ案内され、あとは何事もなくおいしくいただきました。
おそらく、ティーンエイジャーの頃は、こんな大人にはなりたくないと強く思ってたはずだ。なのに…これが現実だ。
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コメント
こんばんは
そのまんま、サラリーマンNEOのコントみたいに
感じてしまいました。
また、あの番組の復活を
楽しみにしています。
投稿: カラメルソース | 2006年9月15日 22時21分