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2006年9月30日

そろそろ年末

3年前から恒例になっている正月の特番に、今年も声をかけてもらう。たいして力になれてない気がするのだが、呼んでもらえるのは有り難い。感謝。一つ一つ大事にしていこう。久しぶりに会うスタッフと会議。もう、年末年始を考える時間。そう言えば、今日で9月も終わりだ。

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2006年9月27日

機種変更

自宅で携帯で話すと、あまりにもひどいノイズが入るので携帯を換えに言った。もしかしたら盗聴されてるんじゃないかというくらいひどい雑音だった。
いつもならじっくり下調べしていくのだが、突然思い立ったので、とりあえずドコモショップに行って実際に見て決めることにした。だが、一番新しい機種でピンと来るデザインのものがなかった。迷いに迷ったあげく、「DOLCE」というのにした。しかも一つ古いモデル。決め手は、レザーっぽい手触りと閉じたときの音。
さっそくいろんな設定を始めて見たが、よく調べてみると、今まで持っていたものよりグレードダウンしている。便利な機能がついていない。しまった…。ま、でも、そのうち慣れるか。と、自分に言い聞かせる。

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2006年9月25日

「夜のピクニック」

一年以上前に買って読んでなかった「夜のピクニック」を今頃になってなぜだか読み始めた。と、思ったら、来週から映画が公開されるらしい。やばい、早く読まないと。
この恩田陸という人の作品を初めて読んだが、文章の読みやすさには驚いた。一つ一つのセンテンスが短い、故にリズムが良くてすんなりと入ってくる。このブログもそうだが、自分の文章は時々余計な形容をつけすぎて読みにくくなっているのが欠点だと思っているので、大変参考になる。
たった一晩歩くという話を、あれだけ飽きさせずに長い物語に出来るのはやっぱすごいなあ。

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2006年9月24日

ドラマの現場

脚本を手伝ったドラマの現場に行く。予算が少ないとはいえドラマのセットはコントとは違い豪華だ。ただそう感じるだけなのかもしれないが…。
詳細は書けないが、「サラリーマンNEO」にも出てもらった俳優さんも出てるので、終わり際に勇気を出して声をかけ挨拶。やはり芸能人と話すのは未だに緊張する。
唯一自分が緊張しない芸能人が主演しているこのドラマ。ちょっと実験的なシチュエーションコメディとなっている。放送は年末か年始。


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2006年9月22日

「蒲田行進曲」

映画では見ていた「蒲田行進曲」。舞台版を初めて見た。20年ほど前、大学生の頃、友達に舞台を観に行かないかと誘われたが、その頃はまさかこんな職業に就くとは思ってなかったので、舞台なんてこれっぽっちも興味もなかった。今思えば、風間杜夫の銀ちゃん、平田満のヤス、という今や伝説となった配役だったと思う。見ときゃよかったなあ。それから20年後に観た舞台は、これぞつかこうへいという迫力。とにかく役者が喋る。特に、クライマックスの手前、ヤスと小夏で延々30分近く2人だけのシーンが続く。途中、正直長いなあと思ったが、最後には、ほとばしるセリフの力に引き込まれていった。
ラストの全員白タキ姿でのダンスは鮮やか。マイクでキャストを紹介していく手法は斬新だったんだなあ。舞台の原点を感じさせられる。

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2006年9月19日

ママになったロッカー

90年代若者に人気のあったバンドの女性ボーカルが久々にラジオに出ていた。バンドは解散して、自分は結婚して子供が出来て、この度子供服のブランドを作るらしい。こいつもかと思った。
なんでみんなそうなるんだろう。若者に絶大な支持を受けとんがったことをやっていたのに、ママになった途端、そんなことはしてませんでしたよ、という感じの変わりよう。
もちろん、母親になって可愛い子供服を作りたいと思うのは自然な母性なわけで、それ自体は素晴らしいことなんだけど。
けど、ほんの数年前まで、革ジャン着て髪の毛立ててステージでジャンプしてたのに、ロックだぜって言ってたのに、自由になれよって言ってたの…っていうのを思うと、なんだかなあ…。結局、普通じゃん。

自由が丘にはそういう人たちがやってる店が結構ある。元モデルだった人が結婚して子供が出来てカリスマ主婦とか呼ばれて、子供服とかキッチン用品とかキャンドルとかが並んでる店がいくつもある。うちの奥さんもご多分に漏れずそう言うのが好きなので一度覗いてみたが驚いた。店内にあるものの8割が生成色。目に優しく、触っても麻っぽい素材で柔らか。そんな商品ばっかりが並んでいる。最近流行りのスローライフを全面に打ちだしている。イヤな思いをさせるものは何一つない。部屋の中には、一つくらいは真っ赤なものとかあった方がいいなじゃないのかなあ。
その店が当たって繁盛しちゃって事業を拡大しちゃって、忙しくなってきて、結局、数年後離婚しちゃったっていうのもよく聞く話だ。カリスマ主婦の店で始めたのに、気がつくと主婦じゃなくなってる。
どうしたもんだろう。

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2006年9月17日

若作りカット

2ヶ月ぶりに髪の毛を切りに行く。切る前にいつものようにヘアカタログを見せてもらう。こんなのがいいなと思うと、そのモデルはどう見ても20代。なんとか若く見えるように抵抗したいのだが、いかんせん顔が老けてきているのでアンバランスになってしまう。そして、最近生え際が本格的にやばくなってきた。ひと月ごとに写真を撮って記録していこうかとも思っている。昔から知っている担当の美容師にそのことを告げて生え際を見せると「あら〜」と言われ、かなりショック。やはり他人の目にも明らかになってきているようだ。でも、生え際はまだいい、てっぺんから来るとどうにもごまかしようがないと言われた。なんとか今のうちに食い止めなければ。なんとか!

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2006年9月15日

ひとりめし

TBSで「ウンナンタイム」の収録。ラジオなので2人の近況などを話すのだが、驚いたことに南原くんは、最近よく1人でメシ食いに行くことがあるらしい。先日は、1人でしかも飛び込みで目についた寿司屋に入ったらしい。カウンターに座って板さんと話しながら食べたとか。大人だなあ。自分は絶対に出来ない。あと、スタバとかにも1人で行くらしい。そんな場面見たくねえ。そんな場所で会いたくねえ。

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2006年9月10日

大人の都合

夕飯を食べに近所のファミレスに行った。日曜の夜なので待ち状態。仕方ないので順番を待とうと紙に名前を記入しようと見ると、我々の2つ前に同じ「ウチムラ」と書かれている。瞬間的に一緒にいた奥さんも気まずさを感じたのか、「ウチダ」と書いてしまった。なぜかわからないが、そのままでもおかしくないのだが、何かイヤな感じがして偽名にする。しかし、子供はその意味を理解しない。すかさず娘が名前が間違っていると指摘。しかも、ご丁寧に同じ名前が2つ前にあると教えてくれる。子供だから場の空気が読めないので、大きな声で言う。おそらく、すぐそばに並んでいる中の2人に別の「ウチムラ」さんがいるのだ。もちろん聞こえただろう。でも、そこで「シー!」と黙らせるのもおかしいし。なぜウチダと書いたのかしつこく聞いてくる娘に対して、大人である自分と奥さんはうまく答えることができず笑ってるしかなかった。なんて悲しい状況なんだろう…。
しばらくして、別の「ウチムラさん」が呼ばれ先に席へ向かった。顔を見たがもちろん知らない人。もし、次に来た人が「ウチダ」だったら本格的なコント状態になってくるのだが、幸いそれはなくて、やがて「ウチダさん」と呼ばれ、違和感を感じながらも席へ案内され、あとは何事もなくおいしくいただきました。
おそらく、ティーンエイジャーの頃は、こんな大人にはなりたくないと強く思ってたはずだ。なのに…これが現実だ。

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2006年9月 9日

我が家が一番

工事が実質昨日で終わっていたので、今日から元の生活に戻る。ホテルをチェックアウトした途端に今回の件の責任者から電話がかかってきた。さすが大手ディベロッパー、最後まで卒がない。昨日工事が終わって撤収をしたときに、どうやら部屋履きのスリッパを一緒に捨ててしまったらしい。100円ショップで買ったようなものなので気にしてなかったが、電話口で「何としてでも見つけ出します!」と、言われた。何もそこまでしなくてもいいのに。ひと夏履きつぶして役目は充分果たした奴なんだし…。
それにしても、やはり我が家が一番。というより、ホテルは好きなんだけど、どうにもスマートに暮らせない。何よりも部屋のメインライトがドーンとつかないのがイヤだ。スポットライトや隅に置かれたランプをいちいちつけて行かなきゃいけないのがめんどくさくてしょうがない。しかも、全部つけたところで大して明るくもならないし。
これじゃ、「Brio」とか「Pen」みたいな生活は出来ないな。誰か、ホテルの部屋でのスマートな過ごし方を教えて欲しい。

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2006年9月 8日

ホテルライフ2

昨夜というか今日の朝方までホテルの部屋に籠もって仕事をしていたので、起きると午後2時近く。午後1時までにフロントに言わないと部屋の掃除をしてもらえない。タオルと歯ブラシは交換してもらったものの、チャックインしてまだ一回しか掃除をしてもらってない。ドアには「Don't disturb」の札がずっとかかってる。怪しまれてんだろうな、ずっと出てこねえから。
というわけで明日はとうとうチェックアウトなので、最後の夜を何とか楽しもうと考えに考えたがDVDを借りてくることしか思いつかず、近所のTSUTAYAへ。「24」シーズンⅤを借りようと思ったが、やはり全貸出中。仕方なく、ブッシュ大統領夫人も見てると言うことで話題になった「デスパレードな主婦たち」を観る。おもしろいっちゃあ面白いが、「24」見たいモードになっていたので、スピード感は劣る。一応、続きを見てみる気にはなったので借りようと思ってたら、来週からNHKで再放送が始まるみたい。ところで、キャラクター分けはしっかり出来てるが、どうも男が考える女性像に思えてしょうがない。脚本家は男なのか?女なのか?それとも両方いて話し合ってるのか?そんな現場が成立するのか?…

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2006年9月 6日

ホテルライフ 1

ホテル住まい2日目。11時までなら朝食券がもらえるということで、ギリギリの時間にフロントにもらいに行く。
提携している近くのコーヒーショップへ。駅前にあるためお昼前だというのに店内はほぼ満席。客層は、学生と主婦と、文庫本を持ったおじいさんたち。
これといった雑誌類も持っていなかったので、モーニングセットを食べたらいづらくてすぐに店を出る。近所の本屋に立ち寄る。お昼前の本屋には滅多に来たことなかったが、空いていてなかなかいい。ゆっくりと本を眺めていく。買わないけど。
お昼過ぎホテルに戻る。そこから、今日はずっと部屋に籠もる。あるドラマの脚本に取りかかる。しかし、薄暗い部屋にいるのですぐに眠くなる。そばにはベッドがある。寝る。小一時間で起きる。もう夕方。そんな秋の気配が近づいた一日だった。

夜、日本vsイエメン戦を見る。オシムが嘆きたくなる気持ちがよくわかった。そんな試合。時間が無くてパワープレイに持ち込む日本代表を久々に見た。ワールドカップでもやればよかったのに。

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2006年9月 5日

打ち上げ

昨日、渋谷の道玄坂の路地裏のひっそりとした店で、サラリーマンNEOの打ち上げが行われた。出演者、スタッフ総勢100名近くが参加。それぞれの挨拶で、NHKでこんな番組が出来たことの喜び、そして「シーズン2」開始を熱望する声が多かった。個人的にもぜひやって欲しい!こんなに深く起ち上げから関わった番組は初めてかも知れない。
最後に、座長である生瀬勝久さんが、スピーチの中で自分が書いた本を具体的に褒めてくれた。それを聞いて思わず泣きそうになる。すげえ嬉しかった。久々に心が突き動かされた。いてもたってもいられず、スピーチ終わりで生瀬さんのところに行き、「あれは僕が書いたんです!」とすかさずアピール!帰りの車の中でも、思い出してはウルッと来る。作家になって20年近く、こんな気持ちになったのは初めてだった。真摯な態度で取り組んでいれば、誰かが見ていてくれる、この仕事しててよかった、それを実感したのであった。
それにしても、もっと出演者の方々と喋りたかった。酒を飲まないせいか、酒の席の作法というのが未だにスマートに出来なくて、グラスを持って他のテーブルを回るというのがどうしてもうまく出来ない。そして、いつも後悔。もう、一生治らないのか……、そつない大人になりたいものだ。
幸せな気持ちを抱いて、今日もホテルに戻る。

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2006年9月 4日

修理工事始まる

今日から、自宅マンションのキッチン部分の修理工事が始まる。業者側の完全なミスだったのでもちろん全部タダ。朝9時きっかりに職人さんたちがやってきてさっそく作業開始。工事の前に、キッチンにあるもの及び、棚などをどかし始めたら、部屋の中がえらいことになってしまった。くつろげるのがソファの上だけになってしまった。
部屋で仕事をする職業だと訴えると、近くのホテルを今週いっぱい取ってくれた。さすが大手ディベロッパー。トラブルの対処方法も慣れたもの。というわけで、今週はホテル暮らし。とはいえ、チャリで行ける場所だけになんだかヘンな感じ。


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2006年9月 2日

気さくな人

駅前のスーパーに買い物をしてレジを通って袋に買った物を入れているとき、すぐ隣で何やらぶつぶつと独り言を言っているおじいさんがいた。なんかやばいなあと感じていると、去り際にそのおじいさんが、誰かに喋りかけてる声が聞こえてきた。
「今日は2日?2日だよね?」
振り向くと、明らかに自分に喋りかけてきている。
気持ち悪いのと自信のなさで、目も合わさずに曖昧に答えていると、今度は顔をのぞき込むようにして、「3日?2日?どっち?」
もう、どうにも逃げられなくて「2日です」と、自分にしては大きな声ではっきり答えた。
それを聞くと、おじいさんは満足げに歩いていった。
その後ろ姿を見ながら、数十年後の姿を思い浮かべた。「自分もあんな風になるんだろうか…」
考えながら大通りに出ると、信号待ちでまたそのおじいさんと出くわす。
反射的にその場から立ち去ってしまった。
何で逃げなきゃいけないんだ!……

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