「小鹿物語」
サラリーマンNEOの出演者が多数出ている「小鹿物語」という芝居を観に行く。生瀬勝久さんが脚本で、さんまさんが主演。場所は渋谷のシアターコクーンだが、豪華な出演者のため会場は満杯。仕事の関係上、いい席で見せてもらう。役得。
何の予備知識なしに観たが、戦時中、時代に逆らって喜劇芝居をやっていた人たちの物語。その座長の喜劇役者がさんまさんの役所。芸人さんが喜劇役者を演じる。確かに、本物の芸人さんしか演じられないとは思うのだが、どうしても“明石家さんま”というイメージが強すぎて役柄に入り込めない。こういう設定は難しいな。
しかし、さんまさんはステージ上でもやはり華がある。決してスタイルがいいわけではないが、小さい顔、50才とは思えない佇まい。芝居にも何とも言えない味がある。最後の長ゼリフの場面では、思わずウルっときてしまった。
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