先輩の車
午後からTBSラジオにて「ウンナンタイム」の収録。この番組の中で思い出の曲をかけるコーナーがあるのだが、毎回、必然的に昔話になる。今日もまた強烈にノスタルジックな場面が甦った。今から20年以上前大学の頃、金持ちの先輩の車に乗せてもらった。当時ようやく普及し始めたドアミラーを搭載した黄色のスカイライン。「ドアミラーってやっぱいいですか?」と、あんまり親しくなかった医者の息子のその先輩に訪ねたのを今でもはっきりと覚えている。その車のギアボックスの上で、最新型のカーステの表示パネルにタララ〜タララ〜と左から右に緑色の光が走っていた。音量に反応してレベルの分だけ色が付き、最大の部分にだけ色が残って消える。当時のラジカセやカーステ、ビデオデッキには必ず付いてたサインだ。あのときの車内の空気、アクセルを踏む先輩の素足を包んでいたデッキシューズ、ドアミラーに映る景色。
流れてる音楽、そして、音に反応して点滅するサイン。ん〜懐かしい、ザ・80年代。
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