昨日19日に発売された「サラリーマンNEO」のDVDの状況を見るため、渋谷のタワーレコードとHMVに行ってみた。おそらく日本で一番出入りの多いこの2店でどういう扱いをされてるか気になった。タワーレコードは、店の奥ではあったが、新作DVDの中にちゃんとコーナーを設置してあり、デモ映像も繰り返し流されていた。残念ながら立ち止まって見ている人はいなかった。HMVもコーナーこそないが店員の推薦文が書かれていた。文中に自分の名前がピックアップされていて1人でニヤリ。どうかとんでもなく売れて欲しい。
映画「クラッシュ」を観た。今年のアカデミー賞作品賞受賞作。いくつかのエピソードが一つに繋がっていくという脚本の構成は素晴らしい。
だが、昨年の夏に話題になった日本映画の「運命じゃない人」のほうが緻密さで勝っているような。こういう映画、アメリカの現状を見事に映し出してはいるのだろうが、日本人にはその情報を知るだけにとどまってしまう。なかなかその先深く考えるまではいかないね。すべての登場人物が悪の部分をむき出しにするものの最後には救いがあるのだが、喧嘩してた人が「I LOVE YOU」と言ってしまうのは安易に思えた。バンを盗んだ黒人が最後に見せた一瞬の笑顔、ああいうのが納得できる。
あと、「透明のマント」のエピソードにはやられた、思わず涙。映画の締めとしては、やっぱり希望の光が少しでも見えて終わった方がいいのかな。まあ、自分がこういう話を書くとしてもおそらくそうすると思う。後味悪く終わるのは、イヤな気分になるだけだし。
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